鶴岡食文化創造都市推進協議会後援企画
鶴岡市と阪急交通社は地域振興における連携を図っております。
今回は、庄内地域の秋を彩る味覚を代表する果実「焼酎脱渋(だつじゅう)・庄内柿(秀品)5kg」をとっておき価格にてご用意致しました。この機会にぜひご賞味ください。
鶴岡市長からのご挨拶
庄内の秋の味覚を代表する「庄内柿」は主に北日本から北海道で親しまれています。
昼夜の寒暖差が大きくなるとともに庄内柿は色付きか良くなり甘みが増します。
今年も甘みたっぷりの「庄内柿」になりました。
全国の皆様、どうぞご賞味ください。
鶴岡市長 皆川 治
(鶴岡食文化創造都市推進協議会長)
食文化創造都市 鶴岡とは
山形県鶴岡市は山から里、そして海へと変化に富んだ地形の中で、山海の幸に恵まれた豊かな食文化を有し、先人たちの知恵と情熱によって独自の食文化を今に伝えています。
平成26年(2014年)12月に、日本で初めて「ユネスコ食文化創造都市」に認定されました。
甘みたっぷりでなめらかで緻密な果肉の庄内柿
庄内柿は山形県の日本海側、庄内地域の秋を彩る味覚を代表する果実です。
品種名を「平核無(ひらたねなし)柿」といい、実の形は四角く、種が無く食べやすいのが特徴です。
1885年(明治18年)に鶴岡市の鈴木重光氏が新潟から数種の苗木を購入しし育てたところ、一本だけ種なし柿が実ったのが庄内柿の始まりとされています
庄内柿を甘くする魔法(焼酎脱渋)
庄内柿は木になった状態では渋くて食べられない渋柿です。
その渋みの原因は「タンニン」で、舌の上で溶けると渋みを感じます。
そのタンニンが溶け出さないよう、採りたての柿の果実を選別し、甘さを重視した伝統の「焼酎脱渋(しょうちゅうだつじゅう)」で1つずつ丁寧に渋抜きをしています。
脱渋方法には、2つの方法「焼酎脱渋」と「炭酸ガス脱渋」がありますが効率よく短時間でできる「炭酸ガス脱渋」は、
硬めの食感が楽しめますが甘味が弱くなる傾向があります。 「焼酎脱渋」は焼酎を柿のヘタにたらし約2週間、渋味が糖になる時期に時間をじっくりとることで追熟され糖が乗るためより甘みが増します。
この脱渋作業により、庄内柿の特徴であるなめらかな食感とコクのある自然な甘みが際立ちます。
柿が赤くなると医者が青くなる
庄内柿は栄養が豊富で、特にビタミンC・Aの含有量が果物の中ではトップクラスです。
庄内柿1個で1日に必要なビタミンCの摂取量をほぼ満たすほどです。
カリウムや食物繊維は体内の老廃物を排出し、体の中からキレイにするといわれています。
タンニンは血管強化・老化防止・高血圧に有効とされ、ビタミンCと共に血液中のアルコール分を体外に排出する作用があることから、二日酔いにも効果があると言われています。
また、柿は果実だけでなく葉も「柿の葉茶」として飲用されるなど様々な効用があり、「柿が赤くなると医者が青くなる」という諺があるほどです。 。
庄内柿の召し上がり方
硬い柿がお好きな方は到着後、すぐにお召し上がりください。
常温保存も可能ですが、常温ですと実が熟して柔らかくなっていきますので、冷蔵庫に入れて保存していただくと実が硬い状態が比較的長く続きます。
柔らかい柿がお好きな方は到着後、常温でお好みの硬さになるまで待ってからお召し上がりください。
長期保存する場合は冷凍庫に入れ、お召し上がりになる前に解凍すればシャーベット状でお召し上がりいただけます